ブログ詳細 賃貸の契約はキャンセルできる

2022年05月23日

物件を借りる際に早めに申し込みをすることは、希望する物件に入居するために重要となります。
他にも入居希望者がいた場合、考える時間を長く取っていると、住めなくなる確率が高くなるからです。
しかし、他に良い物件を見つけたなどの理由で、解約を望むようになることもあるでしょう。
賃貸物件の契約後で、入居する前に物件をキャンセルする場合についてまとめてみました。

賃貸物件の契約で入金前にキャンセルする場合

賃貸物件の申し込みの解約は契約締結前であれば、入金前でも入金後でも電話やメールで伝えるだけで完了します。
しかし、署名捺印済みの書類を提出したあとの解約になると、金銭的な犠牲がともないます。
なぜならこれは、契約成立後の解約扱いになり、途中解約とみなさるからです。
入金前でもこういった理由から、家賃の1か月から3か月分程度が、違約金として発生することが多いです。
また、キャンセルした物件の初期費用や仲介手数料を請求されることもあります。
そのため入金前でも、キャンセルにともない請求された金額はきちんと支払う義務が生じます。
一方で解約を申し出ても、違約金がかからない物件も存在します。
これは、取引をした不動産業者に必ず確認をしてください。

賃貸物件の契約で入金後にキャンセルする場合

賃貸物件を入金後にキャンセルする場合でも、入金前と同じような流れになります。
ただし、契約済みで入金後のキャンセルは、すでに入金してある費用から違約金などが差し引かれます。
そして、もし余りが出た場合には返還されることになります。
入金後のキャンセルの場合に気をつけたい点は、入金したお金は違約金が発生するので全額は戻ってこないということです。
しかしながら入金前のケースでも説明したように、違約金も何もかからない物件があるので、その際は入金したお金は全額返金の対象になります。

賃貸物件の契約後にキャンセルしないために気をつけたいこと

賃貸物件は、契約前であれば自由に申し込みの解約ができます。
また、契約前に入金を済ませていた場合でも、書類に署名と捺印をする前の解約であれば、不動産業者は返金要求に応じる義務があります。
しかし、契約前の申し込みの解約でトラブルが起こることがあります。
たとえば、リフォームをしてもらうことを条件に入居を決めたにもかかわらず、施工後に契約前だということを理由に申し込みを解除した場合などです。
要求に対応してもらったあとでの突然の解除は、損害賠償を請求される要因になります。

 

まとめ

賃貸物件を契約する際に、他の希望者に先を越されてしまう前に早めの契約を望む方は多いでしょう。
しかし、契約後に別に住みたい物件が見つかった場合解約するには、金銭的な犠牲がともなうことを忘れないでください。
私たちサンイーストハウジングは、宇都宮市を中心に賃貸物件を取り揃えております。

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