ブログ詳細 フリーレント賃貸物件

2022年07月05日

「フリーレント」をご存じでしょうか。
賃料が無料!?そんな賃貸物件の存在意義は何?と疑問に思いますよね。
今回はフリーレントについてご紹介します。

 

賃貸物件の「フリーレント」とは?

「フリーレント」とは、永遠ではないですが、賃貸無料で一定期間借りられる物件のことです。
一定期間の期間に決まりはありませんが、数か月間も賃貸が無料になる場合もあります。
家賃収入が目的の賃貸物件がなぜ、賃料を無料にするのかは、大家さんの戦略メリットがあるからです。
賃貸物件への入居は最初に高額な初期費用(敷金、礼金など)が必要で、最初の負担を軽減するために一定期間を賃貸無料にして新しい入居者にアピールします。
またフリーレントを利用して賃借人は無料期間中に引っ越しの荷物を搬入してゆっくりと作業を進めることができます。
家賃を安くすれば?と考えますが、すでに入居している方々とのあいだに不公平が生じ、また物件価値が下がってしまうため、避けたいのです。
フリーレントではいつからの契約かを正しく理解しておかなければいけません。
家賃を支払い始めた月が更新月になるのではなく、契約を交わした月が更新月になるので注意してください。

賃貸物件:フリーレントのデメリットとは?

フリーレントのデメリットは、ほとんどのフリーレントの物件には短期解約違約金が設定されていて、違約金の発生のおそれがあることです。
一定期間無料にした家賃を回収できるだけの期間は住んでほしいので、提示された年数よりも短い期間で退去する場合は、違約金が発生します。
また、家賃が近隣の相場よりも高めに設定されている場合もあるため、近隣の相場を確認してから決めても遅くはないでしょう。
そして、忘れてはいけないのが初期費用です。

賃貸物件:フリーレントの初期費用について

一定期間、無料になるのは家賃であって、初期費用の支払いは当然あります。
フリーレントの初期費用の内容は一般と同様に、敷金・礼金、管理費・共益費、仲介手数料、保険料、などが含まれます。
管理費・共益費はフリーレント期間中であっても支払う必要があります。
ただし、物件によっては家賃の中にこれらが含まれる場合もあります。
管理費・共益費の支払いがいつからで、どの程度の額になるのかは大家さん、管理会社に確認が必要です。
また、敷金・礼金無料のフリーレント物件もありますが、その物件数はかなり少ないです。

 

まとめ

フリーレントは、賃借人にとっては初期費用を抑えられ、また引っ越しに発生するおそれのある二重家賃の問題を解消できるので魅力的な物件です。
ただし、フリー、無料という言葉だけで決めてしまうのではなく、家賃の相場や仕組み、契約内容やデメリットもしっかり把握しておきましょう。
フリーレントは最低1~2年、さらにはそれ以上の期間の入居を条件にしている場合もあります。
短期で移動の多い方には向かない賃貸借契約で、途中解約では違約金が発生するのでご注意ください。
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