ブログ詳細 賃貸物件の敷金とは違う保証金

2022年12月06日

賃貸物件は、立地や部屋の広さなどの利便性が上がるにつれて、家賃も高くなっていきます。
家賃が高くなれば、最初にかかる費用も高くなる傾向がありますが、その中で保証金という存在を知っているでしょうか?
何を保証するお金なのか、どう扱われるのかを解説しますので、ぜひ賃貸物件をこれから探される方は参考にしてください。

 

賃貸物件で入居時に支払う保証金とは

賃貸借契約時の初期費用の1つで、貸主に預けるお金がありますが、それは何のためのお金なのか知っていますか?

初期費用に含まれる保証金の意味

入居する際、家賃などと一緒に初期費用として請求される保証金とは、退去した物件の修繕や滞納家賃の回収にあてられる費用のことです。
賃貸物件には原状回復の義務があり、通常の使用によって生じた経年劣化や災害で起きた損耗以外は、入居当初の状態に戻してから退去するよう決められています。

保証金と敷金に違いはあるのか

原状回復のためのお金であれば、敷金のことではないかと疑問に思う方もいるでしょう。
敷金とは、発祥した地域と扱い方に違いがあります。

保証金と敷金で違う点

保証金は、退去時の原状回復のための修繕費用や滞納家賃の回収として扱われるお金でしたが、それは敷金のことではないかと疑問に思われますよね。
この呼び方は、西日本で使われており、意味は敷金と同じです。
しかし、意味は同じであっても、返還の仕組みは少しばかり違い、独特な慣習があるので注意が必要です。
敷金は、原状回復の費用を差し引いた残金が返還されますが、保証金はあらかじめ一定額を差し引いて原状回復をおこない、そこから残った金額を返還する契約となっています。
返還される金額については、敷引き特約や償却特約などに記載されるので、賃貸物件の資料をよく確認してから契約しましょう。

賃貸物件の保証金の相場

いくらが妥当な金額なのか、馴染みがない方ほどその平均額を知りませんが、相場だけでも知っておけば、西日本で賃貸物件を探す時に役立ちます。

保証金の相場は家賃何か月分?

一般的な相場は家賃の3〜6か月分で、敷金の相場が1〜2か月分と考えると、負担になる金額だと思われてしまうのも無理はありません。
敷金よりも高額に設定されているのは、敷金と礼金を合わせたようなものとして扱われているからです。
しかし、この慣習を取り入れた賃貸物件は年々減少しており、都市部を中心に、一般に浸透している敷金礼金へと移行しています。
事前に初期費用や契約内容をしっかりと確認し、入居時退去時に負担が増えてしまわないように気を付けてください。

 

まとめ

自分の好きな地域に住み、引っ越しも自由にできる賃貸物件ですが、契約書に書かれている細かな文字を隅々まで読む方は多くありません。
思い込みで契約してしまい、後から困ったことにならないように、契約前に間違いない情報をしっかりと確認しておきましょう。
私たちサンイーストハウシングは、宇都宮市を中心に賃貸物件を取り揃えております。

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